【繊細さんの本】の感想と書評!
ずっと気になっていた本「繊細」さんの本
5人に1人は「HSP」という気質をもっていると著者は語っている。
※HSP・・・(Highly Sensitive Person)とても敏感な人
アメリカの心理学者エレイン・アーロン博士が提唱した概念がベースになっている。
私自身、昔からとても敏感だなぁと感じることが多く、参ってしまう経験があったため、この本のタイトルを見た瞬間に思わず見入ってしまった。
例えば・・・光がまぶしすぎて、目が開けられない
家にいても外で走る車の音がとても大きく感じられ落ち着かない
他の人が怒られているだけで自分も緊張して背中が凝り固まる
他人に頼み事をするにも軽い気持ちで言えない
日常的にこういった感覚でいると、生活しているだけでホントに疲れてしまうのだ。
しかし、完全に自分の空間で自分のペースを守りながら生活するなんてうまい話はないのだ。
じゃあどうしたら、もっと楽に生活できるようになるのか?
その対処法がこの本には書かれている。
もしかしたらわたしって繊細さんかも・・・と心当たりある方は何かのヒントになればとてもうれしい。
対処法その1 魔法の言葉は「とりあえず」
敏感すぎる人は、周りの雰囲気や気配を瞬時に感じ取る力がとても強い傾向がある。また、空気を読みすぎて頼まれてもいない仕事を自ら勝手でてやってしまい、自分の仕事量を増やしてしまい、しまいには許容量を超えてしまう。また、周りの人が機嫌が悪いだけでも緊張が走り、「なんか悪いことしたかなぁ」と考え込んで仕事にならなくなってしまうこともある。だから必然的に「人といると疲れる」
となってしまう。繊細さんは決して人嫌いなわけではなく、気の合う仲間や心が許せる相手となら深く話すのも好きなのだ。
また、仕事においても繊細さんは気づきすぎてしまう傾向がある。細かいところまで目が行き、逆に雑なところが気になったり、一つのタスクをするにしても、未来のことを当たり前のように逆算して頭の中で組み立てて物事をすすめていく。
合言葉は「ベストはさておき、とりあえず!」
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