引用元:香川真司公式ツイッター
【今だから分かる】香川真司の凄さとは?ずば抜けた3つの才能を探る!
香川真司は現在サラゴサを退団し、
フリーでプレーするクラブを探している。
ほんの10年前までは日本代表の10番を付け、
ドルトムントからマンチェスターユナイテッドで華々しくプレーしていた香川真司。
年齢は31歳で引退するにはまだ早すぎる。
海外組で日本代表が組めるほど多くの日本人が海外でプレーするようになった。
しかしその一方で香川真司ほどの成功を収めている選手は誰一人いない。
そんな今だから分かる「香川真司の凄さとは一体なんだったのだろうか?」
深掘りすると「3つのずば抜けた才能」が明らかになった。
香川真司の凄さ その① 俊敏性
香川真司の全盛期はドルトムント時代だ。
香川真司のプレーは際立っていた。
とくにゴール前での俊敏性は群を抜いていた。
相手DF(ディフェンダー)をギリギリのところで交わし、
大量のゴールを決めまくった。
相手の裏を取ってスペースを見つける瞬間的な速さで
味方からのボールを絶好の位置で受けられるのも
香川真司の俊敏性があってのことだ。
ドリブルしている時も、
サイドで受けたボールを自ら、中央に運んでいくがうまい。
縦への抜け出しもうまいが、
横展開のドリブルのうまさが際立っている。
左右の足をうまく使い、相手DF(ディフェンダー)を交わす。
GK(ゴールキーパー)が見えた瞬間に瞬時にシュートを放つ。
シュートコースも瞬時にGKの位置を見て判断し、ゴールの隅へ流し込む。
一つ目の香川真司の凄さは「ゴール前での俊敏性がずば抜けている」ことだ。
香川真司の凄さ その② 縦に抜ける速さ
ドルトムント時代の香川真司のプレーを擦り切れるほど分析した。
香川真司の凄さの2つ目は「縦に抜ける速さがずば抜けている」ことだ。
深掘りしていこう。
味方からのパスを受けるとき、香川真司はいつも前へトラップする。
ワントラップしてから動くとすぐに相手DF(ディフェンダー)につかまってしまうからだ。
それを回避するために香川真司はワントラップ目で
相手DF(ディフェンダー)を抜き去ることをシュミレーションして動いていた。
極端な言い方をすると、
香川真司は全速力で走りながら、ボールをトラップ、直進している。
並みの選手ならば、スピードを落としてからトラップしないと
ボールコントロールができない。
その分、時間がかかってしまい
相手DF(ディフェンダー)につかまってしまうのだ。
これが香川真司がゴールを量産できたことにつながっている。
つまり相手DF(ディフェンダー)に詰め寄るまでの時を与えない。
それくらい香川真司の縦に抜ける速さはずば抜けていた。
香川真司の凄さ その③ 圧倒的な経験と獲得タイトル
香川真司の凄さの3つ目が「圧倒的な経験と獲得タイトル」だ。
香川真司が欧州のトップクラブで活躍した経験とタイトルは、
今の海外組の日本人サッカー選手の中でもトップだ。
かつて中村俊輔、中田英寿がセルティック、ローマでリーグ優勝しているが、
それと比較しても日本で一番と言えるだろう。
香川真司はセレッソ大阪からドイツブンデスリーガに移籍した。
2011=2012にドルトムントをブンデスリーガ2連覇に導き、
イングランドプレミアリーグのマンチェスターユナイテッドへ移籍を果たした。
誰もがビッグクラブでの活躍を期待したが、
監督交代等いろいろな条件が重なり
マンチェスターユナイテッドは不遇の時代となった。
2015年ドルトムントへ復帰すると
香川真司本来のプレーが戻ってきたが、
2018年トルコのベシュタクシュへ移籍。
2019年には念願のスペインリーグ・サラゴサでのプレー実現させた。
香川真司はこれまでの日本人が到達することのなかった
経験をしてきたことが分かる。
この記録を超える日本人選手が現われてほしいと思うが、
この先も当分破られる感じはない。
これまで獲得してきたタイトルを一覧にするとその凄さがみてとれる。
<香川真司のタイトルは以下の通り>
クラブタイトル
ドルトムント時代
・ブンデスリーガ優勝2回(2011、2012)2連覇
・国内カップ戦優勝2回(2011、2016)
マンチェスターユナイテッド時代
・プレミアリーグ優勝1回(2012)
・FAカップ優勝1回(2013)
個人タイトル
・Jセレッソ大阪/2得点王1回(2009)
・ブンデスリーガ年間ベストイレブン計3回(2010、2011、2015)
・ヨーロッパ年間ベストイレブン1回(2011)
・AFCアジア国際最優秀選手賞1回(2012)
・ブンデスリーガ公式年間ベストイレブン1回(2015)
・日本代表/W杯ロシア大会ベスト16進出
香川真司というプレーヤーについて・・・
香川真司というプレーヤーについて知っておこう。
名前ー香川真司(かがわ しんじ)
出身地ー兵庫県神戸市
生年月日ー1989年3月17日(31歳)
身長ー175cm体重ー68kg
ポジションーMF、FW
利き足ー右足
香川真司はずば抜けて身長が高いわけでもない。
足が速いというわけではない。
ボクがみてきた香川真司というプレーヤーは
サッカーセンスがとにかくすぐれている。
プロサッカー選手なのだから当然と言われればそれまでなのだが、
どのポジションでもうまくこなせるセンスがあるということだ。
サッカー用語では「オールラウンドプレーヤー」と言えるし、
W杯ロシア大会を率いた西野監督の言葉を借りると
「ポリバレント」といえるだろう。
数多く経験とタイトル獲得したのは
香川真司の「本番での強さ」にも関係している。
W杯ロシア大会でのコロンビア戦でPKを決めたことで
日本代表は勢いづいたし、
2011~2012にドルトムントが2連覇できたのは
香川真司というニュースターが現われたからだ。
そういった「ここぞという場面に圧倒的に強い」のが
香川真司というプレーヤーと言える。
【今だから分かる】香川真司の凄さとは?ずば抜けた3つの才能を探る まとめ
香川真司の凄さは誰もが認めざるをえない。
しかし、2020年の香川真司はサラゴサ退団し、
新し移籍先をさがしている状況だ。
年齢はまだ31歳、サッカー選手として
もういちど輝いてほしいとファンは願っている。
香川真司の凄さをまとめると以下の通り
①「ゴール前での俊敏性」
②「縦に抜ける速さがずば抜けている」
③「圧倒的な経験と獲得タイトル」
香川真司はまだやれる。
そう信じて疑わないファンがたくさんいる。
2021年の冬、移籍市場がはじまる。
ベストな移籍先がみつかることを期待している。
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