こんばんは、リョーヤです。
久保とメッシの比較論がよく見られる。あらためてプレースタイルを分析してみるとよく似ている。なぜ久保とメッシは比較されるのか?が気になったので2人の共通点を探ってみたくなった。
ラリーガは第3節で久保建英所属のビジャレアルはメッシ擁するバルセロナとの対戦となる。両者の対戦を前に久保とメッシの共通点をみてみよう。
久保建英の出場も気になるところだが、この記事では
久保とメッシ2人の共通点と両クラブの10年間の順位も比較分析することにした。
ビジャレアルVSバルセロナ10年間の順位を比較
ビジャレアルとバルセロナ10年間の順位表
シーズン | ビジャレアル | バルセロナ | バルセロナの獲得タイトル |
2010~2011 | 4位 | 1位 | CL、リーグ制覇 |
2011~2012 | 18位【2部リーグ降格】 | 2位 | |
2012~2013 | 2位【1部リーグ昇格】 | 1位 | リーグ制覇 |
2013~2014 | 6位 | 2位 | |
2014~2015 | 6位 | 1位 | CL、FIFAW杯、リーグ制覇 |
2015~2016 | 4位 | 1位 | リーグ制覇 |
2016~2017 | 5位 | 2位 | |
2017~2018 | 5位 | 1位 | リーグ制覇 |
2018~2019 | 14位 | 1位 | リーグ制覇 |
2019~2020 | 5位 | 2位 |
※2011~2012シーズンのみビジャレアルは2部リーグでの成績。その他はすべて1部リーグ(プリメーラ)での成績とする。
一覧表にするとバルセロナの驚異的な成績が判明する。
リーグでは優勝か準優勝の2択しかない。ラリーガはレアルマドリードかバルセロナの2強もしくは、アトレチコマドリードが優勝争いに食い込むかという感じだ。
その後を追うのがビジャレアルだ。昨シーズンは5位でフィニッシュ。
上位3チームに入りたいところだが、昨年3位はアトレチコマドリード、4位はELを制したセビージャ、5位がビジャレアルで6位にはレアルソシエダが入っている。
※ELについては、【分かりやす~い】ヨーロッパリーグ(EL)のこと教えてっ!
※CLについては、南野拓実(リバプール)が国内カップ戦で2ゴール1アシストの猛アピール!
ビジャレアルとバルセロナ主な獲得タイトル(最高成績)
✅バルセロナ・・・
リーグ優勝26回
CL優勝5回
FIFAワールドカップ優勝3回
✅ビジャレアル・・・
リーグ準優勝1回(2007~2008)
なぜメッシと久保は比較されるのか?2人の共通点・・・
メッシと久保の経歴
170cm、72㎏、FW、左利き。
13歳でバルセロナに入団。
17歳でバルセロナトップチームで1部デビュー。
173cm、67㎏、FW/MF、左利き。
10歳でバルセロナに入団。
18歳でレアルマドリード移籍→マジョルカで1部デビュー。
メッシと久保のプレースタイルの共通点
敵にボールを奪われにくい。
ボールを持っている時と持っていないときの走る速さが変わらないのは驚異的だ。それくらいボールが足に吸い付くようなドリブルをする。
鋭角に曲がるフェイントや敵の重心を計算して逆をつくフェイントや股抜きでザクザクに相手を抜き去る。ボールコントロールがうまく細かいボールさばきが得意とする。
仲間からのパスをトラップする技術が高い。トラップを受けると同時に背後にいる敵をワンタッチで抜き去り、高速ドリブルをスタートする。トラップからもうすでに攻撃へ転じることができる。カウンター攻撃にも大いに有利になる。
タッチラインギリギリまで追い詰められてからでも、センターへの切り込みがうまい。
センタリングと見せかけてのフェイントからドリブルを仕掛け相手ゴール近くまでボールを運んでいく。
キックの精度が高い。狭い範囲でのスルーパス、フリーキックでもその正確性がわかる。おそらく1ミリ、1センチ単位で狙った場所に蹴りこむスキルを持っている。メッシのキック精度は日本のテレビ番組の企画を観れば一発で分かるはずだ。中村俊輔の精度もメッシに近い。
メッシと久保は足さばきがうまいだけにヘッディングでの得点はあまり見たことがない。左足に絶対的な自信があるのでヘッディングは多用していない。
メッシと久保はライバルになれるのか?
簡単に言うと2人とも超絶にうまいということ。テクニックに優れていて、とくに左足には絶対的な自信を持っている。
久保は10歳、メッシは13歳でバルセロナの門をたたいていることも何か近いものを感じる。バルセロナのサッカーはパスで華麗につなぐサッカーだ。スペインサッカーの醍醐味とも言える。
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