久保建英選手にとって2022年は大事な年になるでしょう。
2021年マジョルカ⇒ビジャレアル⇒ヘタフェと3クラブを渡り歩いてきたが、すべてが経験になっているでしょう。
なにより久保建英選手はまだ20歳になったばかり。
日本サッカー界にとって貴重な人材になってくれるでしょう。
そこで気になるのが、久保建英選手の去就です。
2022年久保建英選手は「レアルマドリードに復帰すべきでしょうか?」
それとも・・・「ヘタフェに残留するべきでしょうか?」
ぼくなりに検証してみることにしました。
あくまで個人的な考えなのでご了承ください(>_<)
2022年久保建英はヘタフェに残留したほうがいい!
引用元:DAZNJapan
誰もが知っているビッグクラブでプレーすることは、サッカー選手にとっての夢であり、ファンにとっても夢である。
しかし、必ずしもビッグクラブにいることが正しいワケではない。
「所有元であるレアルマドリードに復帰したいのかどうか?」・・・それは久保建英選手本人しか分からない。
今回シーズン途中でビジャレアルからヘタフェに移籍した。
たとえ周囲の勧めやアドバイスがあってとしても、最終決断をしたのは久保建英選手本人であることに間違いない。
サッカー選手の決断が「正しいのか」、「間違っているのか」・・・なんてことはすぐに分かるもんじゃない。
その選手が結果を出した後付けとして、
勝手に周囲が判断するだけでしょう。
いや、本当は「正しい」も「間違い」もないというのが真実でしょう。
ひとつ言えるのは、「周囲が決めることではない」ってことだけだ。
2022久保建英がヘタフェに残留したほうがいい理由 ①ボルダラス監督からの信頼が厚い
2022年までまだ1年だが、あと1年でもある。
久保建英選手はヘタフェに移籍。
2試合目でスタメン出場を果たしヘタフェの攻撃スタイルに変化をもたらしている。
基本的にヘタフェのサッカーは堅守速攻だった。
しかし、リーグ戦では低迷し、降格圏争いをする事態に陥っていた。
つまり今までのサッカースタイル「堅守速攻」を変えるべきタイミングだったワケだ。
そこで白羽の矢が立ったのが、ビジャレアルの久保建英というプレーヤーだった。
ヘタフェのサッカーを変えるために必要なものを久保建英選手が持っていたのだ。
具体的に言うと中盤で攻撃の「タメ」を作ったり、アクセントをつけるプレーヤーが必要だった。
縦パス一本やクロスを上げるだけのサッカーから解き放つ必要があった。
監督はボルダラス氏。2016年からヘタフェを指揮し、2部から1部へ昇格させた実力者。
昇格後も8位、5位、8位とスペインラリーガで一ケタ順位をキープしてきた。
もちろんそのサッカースタイルは先ほど挙げた「堅守速攻」だった。
ここまで4年間貫いてきたサッカースタイルを変える決断をしたのはボルダラス監督だ。
▶【経歴から分析する】もっと知りたい!ヘタフェのボルダラス監督とはどんな人物なのか?
久保建英選手は移籍した1月8日、デビュー戦はわずか3日後の1月11日だった。
その3日のあいだ久保建英選手はチームに合流していない。もちろんチームメイトと練習もできなかった。
しかし、ボルダラス監督は久保建英選手をぶっつけ本番で起用したのだ。
監督はインタビューで語っている「ホテルでタケにはやってほしいことを話したよ。それだけで十分彼は理解した」と。
たったそれだけの時間で、久保建英選手はみごとにデビュー戦に途中出場した。
そしてボルダラス監督が期待したとおりのプレーをやってのけ、ヘタフェは勝利した。
ボルダラス監督からの信頼は久保建英選手のプレーをさらに高めるでしょう。
選手は監督からの起用に応えようと実力以上の力を発揮するものだ。
そして結果が出れば出るほど選手と監督の関係性は好循環になっていく。
降格圏争いをしているヘタフェで久保建英選手は救世主になる可能性を秘めている。▶2021ヘタフェのフォーメーションから分析!久保建英の起用法はどうなる?
2022久保建英がヘタフェに残留したほうがいい理由 ②ヘタフェが上位になる可能性が高い
ヘタフェの順位は先にも挙げたが、まとめておこう・・・
2016 3位(2部)
2017 8位(1部)
2018 5位(1部)
2019 8位(1部)
2020 15位(1部残留)
このようにヘタフェは良い順位を保ってきた。
堅守速攻というスタイルは確率されたようにも見えた。
しかし、2020ー2021シーズンは十分な補強ができず、ケガ人も多発。
一時は17位まで順位を下げた。久保建英選手が移籍したのは、このタイミング。
もっとも苦しい状況下だった。
▼久保建英選手/移籍後の流れとヘタフェの順位の相関
1月8日 久保建英選手移籍
1月11日 ヘタフェ×エルチェ 3-1(久保建英デビュー64分イン) 13位
1月20日 ヘタフェ×ウエスカ 1-0(久保建英初スタメン) 11位
1月26日 ヘタフェ×ビルバオ 勝てば9位の可能性
1月31日 ヘタフェ×アラベス 勝てば6位の可能性
久保建英選手が移籍後のヘタフェは今季初の2連勝。
順位は17位から11位まで上昇した。
あくまで推測だが、ヘタフェが今後2試合勝利すれば9位、3試合勝利で6位まで上昇する可能性がある。
これをみて分かるのは、ヘタフェは今シーズンまだ上位の可能性は残されていること。そして、上位を狙える力があるクラブだということだ。
久保建英選手が移籍後の2試合を見ると、明らかな戦術変化がわかる。ヘタフェはもともとの「堅守速攻」の良さをキープしつつ、中盤のゲームメイクを中心にもってきた。
久保建英選手に加え補強したアレニャ選手、ククレジャ選手はバルサのカンテラ出身選手で連携も取れている。合流して間もないのに、久保建英選手、アレニャ選手を攻撃の中心に据えて、2連勝の結果を残している。
久保建英選手が在籍したいたビジャレアルとの勝ち点差は10。残り試合数は19。仮に全勝すると、勝ち点57を獲得し、最終勝ち点は80まで伸ばせる。
ちなみに・・・
▼2020シーズンラリーガ順位と勝ち点数
2位 レアルマドリード 勝ち点37
3位 バルセロナ 勝ち点34
4位 ビジャレアル 勝ち点33
5位 セビージャ 勝ち点33
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11位 ヘタフェ 勝ち点23
1位アトレティコマドリードと11位ヘタフェの勝ち点差は21。ヘタフェが全勝し、勝ち点が80まで行けば優勝争いも可能だ。これは極端な話かもしれないが、サッカーは何が起こるか分からない。
推論ばかり言うつもりは無い。ヘタフェには「堅守速攻」という強みがあった。そこに中盤の厚みが加われば、どうなるでしょう?
つまり「失点が少ないチームに得点力アップ」と考えると、何も極端な推論ではないような気がしてくるでしょう。▶【徹底考察】ヘタフェに久保建英のプレースタイルは合うのか?
久保建英は「レアル復帰」「ヘタフェ残留」どちらがいいのか分析してみた!まとめ
引用元:DAZN Japan
2022年久保建英はヘタフェに残留したほうがいいでしょう。
もちろん所有元のレアルマドリードの状況も変化するし、先のことは分からない。
しかし、今ヘタフェにとって久保建英選手は間違いなくキープレイヤーだし、今シーズンのカギを握っている。
ヘタフェは15位でフィニッシュ、久保建英選手の最終節のゴールで、1部残留を果たしています。
ようやくヘタフェのスタイルに慣れてきたところ、課題とされた守備面は、間違いなく強化されたでしょう。
ボルダラス監督は退任してしまったが、久保建英選手はヘタフェでプレーすることになるのでしょうか?
ますます久保建英選手から目が離せませんね。
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個人的にレアルマドリードで活躍する久保建英選手を見たい気持ちはめちゃめちゃあります(^^)/
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