最近、日本代表の試合をみていると、鎌田大地選手のプレースタイルが気になりませんか?
「どうしたらあんなにいいパスが出せるんだろう?」
「顔色変えずに、いつも冷静だよなぁ」
…そんな声が聞こえてきますねっ!
そこで本記事では鎌田大地選手のプレースタイルの特徴を3つ徹底分析してみました。
動画つきで、わかりやすくお伝えしますね。
それではいってみましょう!
鎌田大地のプレースタイル|3つの特徴とは?
■鎌田大地選手のプレースタイル|3つの特徴
①ポジショニングのうまさ
②視野の広さ
③アシスト数の多さ
上に挙げたプレースタイルの3つの特徴を、
ひとつづつ解説していきます。
プレースタイルの特徴① ポジショニングのうまさ
⇧⇧⇧ヨーロッパリーグ(EL)でハットトリックを決めた鎌田大地選手。
味方選手がボールを持った瞬間の動き(ポジショニング)が抜群ですねっ!
鎌田大地選手のプレースタイルの特徴その①は「ポジショニングのうまさ」です。
鎌田選手のポジションはトップ下。
最近の日本代表の試合でもトップ下起用が多いですよね?
トップ下の役割は、中盤でボールをさばきチャンスメイクをすること。
そして隙あらば自らゴールを奪いにいくことです。
最近の日本代表の試合のゴールや決定機は、鎌田大地選手から生まれることが多いんです。
「どうして鎌田選手がこんなにもチャンスを作れるのでしょうか?」
それは・・・
「ボールを受ける場所が良いから」です。
つまり・・・
「ポジショニングのうまさ」が関係してるってことですね。
「いったいどうやっているのでしょうか?」
…具体的に説明しますね。
鎌田選手はつねに試合展開をみながら、みずからのポジションの「上下動」を繰り返してます。
たとえば・・・
チームがテンポよく、ボールを回していれば、できるだけ相手陣内にポジショニングします。
■効果・・・相手ゴールに近いので、決定機をつくりやすい
逆に・・・
チームの流れがわるく、ボールが回っていなければ、躊躇なくポジションを下げます。
そしてボランチ付近でボールをもらい、ゲームを組み立てるのです。
■効果・・・うしろからパスをつなぐことで、チームにテンポ感と好循環を作りだす
また・・・
「相手ゴール付近でのポジショニングのうまさ」も、鎌田大地選手のプレースタイルの特徴でしょう。
相手ゴール前にはたいてい、DFがズラリと並んでいますよね。
こんな場面でも、ポジショニングのうまさが効果的なんですよね。
鎌田大地選手は、ワンツーをうまく使ったり、ドリブルでボールを横に運ぶことでパスコースを作ろうとしています。
ボールをうけるときには、一歩下がったり、相手の裏のスペースに巧みに入り込むんですよね。
こういったプレーはすべて「ポジショニングのうまさ」が無いとできないワケです。
鎌田大地選手のゴールシーンをみても、ボールを受ける位置が抜群に良いんですよね。
相手DFをうまく交わしたり、「視野から外れる動き」がうまいんです。
鎌田大地選手のプレーを分析した結果、「ポジショニングのうまさ」と「チャンスメイクの数」は関連していると言えるでしょう。
プレースタイルの特徴② 視野の広さ
⇧⇧⇧ドリブル時でも視線が落ちない鎌田大地選手!だから必然的に視野が広くなるっ!
鎌田大地選手のプレースタイルの特徴その②は「視野の広さ」です。
鎌田大地選手はつねにピッチ上を観察しています。
この行動は一流プレーヤーの特徴とも言えます。
じっさいに・・・
スペイン代表のレジェンド、ヴィッセル神戸のイニエスタ選手は常に首をふって、「スペースやパスコースは無いか?」と探していますね。
鎌田大地選手もイエニスタ選手と同様に視野が広く、パスコースやスペースをうまく見つけることができるんですね。
通常ならばボールを持っている選手は、ボールコントロールするために、下を向きがちになります。
それだと、周囲が見えなくなってしまいます。
しかし・・・
鎌田大地選手はボールキープ時とそうでない時の姿勢が変わらないんです。
ということは…顔が前を向いた状態でプレーができるんですね。
つまり・・・
下を向かないので視野が広くなり、ボールの出しどころをたくさん見つけられるのです。
鎌田大地選手から決定機が多く作られるのは、視野の広さが関係していたんですね。
往年の名プレーヤー中田英寿選手がそうだったように、下半身が安定し転倒しない。
また、ボールキープ時でもつねに前を見てプレーできるので必然的に視野(見える範囲)が広くなるというワケです。
プレースタイルの特徴③ アシスト数の多さ
⇧⇧⇧ブンデスリーガ第3位のアシスト数を誇る鎌田大地選手!
鎌田大地選手のプレースタイルの特徴その③は「アシスト数の多さ」です。
20ー21シーズン、フランクフルトで挙げたアシスト数は、なんと「12」。
これはブンデスリーガ第3位のアシスト数で、日本人選手としては快挙と言えるでしょう。
リーグ戦32試合で12アシストということは、「3試合に1点以上のアシスト」を決めた計算になります。
今季のゴール数「5」を足せば、32試合で17ゴールに絡む活躍を見せたんですね。
「2試合出れば、かならず得点につながった」ということです。
すごいゴール関与数ですよねっ!
しかもフランクフルトは今季5位でフィニッシュ、UEFAヨーロッパリーグの出場権を手にしました。
■UEFAヨーロッパリーグについてはこちら➡誰でもわかるサッカー解説【ヨーロッパリーグ(EL)】とはどんな大会なの?をご覧ください。
上に挙げた鎌田大地選手のプレースタイルの特徴①「ポジショニングのうまさ」②「視野の広さ」が、ブンデスリーガ第3位のアシスト数につながったと言えるでしょう。
まとめ
⇧⇧⇧日本代表戦で冷静なゴールを決める鎌田大地選手!周りが見えすぎですよねっ(^_-)-☆
「いかがだったでしょうか?」
いまや日本代表の司令塔として欠かせなくなった鎌田大地選手!
プレースタイルの特徴を3つ分析してみました。
「ポジショニングのうまさ、視野の広さ、アシスト数の多さ」
これらは鎌田大地選手の「特筆すべきプレースタイル」と言えるでしょう。
来季、EL(ヨーロッパリーグ)で、どんなプレーを見せてくれるのでしょうか?
じつは・・・
もっと紹介したいプレーもありますが、長くなり過ぎてしまうのでまた別の記事で紹介しますね。
今後も鎌田大地選手のプレーに注目していきましょう!
最後までご覧いただきありがとうございます。
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