中山雄太選手が東京オリンピックで躍動していてますね!
U24キャプテンとしてここまでチームを引っ張ってきた中山雄太選手。
本大会ではサイドバックでスタメン起用に応えています。
そこで今回は中山雄太選手のプレースタイルやポジションについて迫ってみたいと思います。
中山雄太のプレースタイルは?
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=el5oukPfg8o
中山雄太選手のプレースタイルというと、デフェンシブなイメージをもつ人が多いのではないでしょうか?
それは当然で東京オリンピック本大会では左サイドバックにポジショニングしているので、いっそう守備的に感じることでしょう。
しかし、中山雄太選手のこれまでのサッカー歴をひもとくと、デイフェンシブなプレースタイルだけでは無いことが分かってきます。
じつはこれまでいろんなポジションでプレーしてきたのが中山雄太選手なんですね。
登録上、ミッドフィルダー、ディフェンダーとなっていますが、センターバック、サイドバック、ボランチ、トップ下、どこでもできる万能型のプレイヤーと言えます。
ズウォレや日本代表ではセンターバック、またはサイドバックとして起用されていますが、どんどん評価を高めていますね。
中山雄太選手のプレースタイルの特徴は、①安定した守備、②デュエルで負けない強さ、③クロスの精度が高い、④攻撃参加のタイミングの良さが挙げられます。
■中山雄太のプレースタイルの特徴4つ!
①安定した守備
②デュエルで負けない強さ
③クロスの精度が高い
④攻撃参加のタイミングの良さ
最新の東京オリンピックでのプレースタイルを例にしてみましょう。
東京オリンピック本大会ではサイドバック起用がメインで、守備での安定感が目立ちます。
これまで代表の左サイドバックといえば、長友佑都選手が張っていましたが、中山雄太選手の上手さと安定した守備がチームを助けていますね。屈強な外国人選手を相手にデュエルで負けていません。
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サイドバックのポジションは、守備だけでなく攻撃参加が求められるのですが、前線へ上がっていくタイミングが良いのでサイドのポジションをがら空きにすることも無いですね。
さらに以前と比べてサイドからのクロスボールの質が格段に上がり、一対一の場面でドリブルで仕掛けるプレーも見られます。ニュージーランド戦ではまた抜きを狙ったドリブルもありましたね(^^)/
このように守備の安定で自信を深め、攻撃にもアグレッシブに仕掛けていくプレースタイルで日本代表のサイドバックの第一候補となっています。
中山雄太のポジションは?本職は・・・
中山雄太選手のポジションは、登録上センターバック、ボランチ、サイドバックとなっています。
ズウォレ(クラブ)ではセンターバック、日本代表ではサイドバックがメインポジションですね。
本職はセンターバックです。
ユース時代はMF~DFまで経験してきた中山雄太選手、しかし代表でスタメンを張るサイドバックは中山雄太選手にとって大きなチャレンジだったようです。
インタビューの中で中山雄太選手はこう語っています。
以下引用します
中山は2015年に柏レイソルの下部組織からトップチームへ昇格し、センターバック(CB)やボランチをそつなくこなす有望株として台頭。これまで所属クラブや東京五輪世代の代表チームでは主にこの両ポジションを務めてきたが、本大会で4バックを採用した際、左SBとしての起用が見込まれる。
この点について、中山は「任されたポジションはどこでもやれるようにしたい」とし、左SBでのプレーには「キャリアでそんなにやったことがないポジションであることプラス、ボランチへのこだわりも残っているけど、世界的に見ればサイドバックとボランチを両立する選手が増えてきている。サッカーの進化に対して挑戦できる部分だし、その面でも楽しさを感じている」と意欲を示した。
引用元:フットボールゾーン
上のインタビューを見ると個人的にはボランチにこだわりがあるようです。
しかし、世界的にみても複数のポジションをこなす選手が増えている状況を冷静に分析しています。
中山雄太選手はアンダー世代のキャプテンを努めてきた人物で、まずチームにとっての最適解を考えられる選手。
任されたポジションで自分の役割を果たすことが、チームの勝利につながることを理解しているのでしょう。
センターバック、ボランチ、サイドバック・・・と高いユーティリティー性をもった中山雄太選手はさらに進化していくでしょうね。
現在所属するオランダのズウォレから欧州5大リーグへステップアップする日もそう遠くないでしょう。
■欧州5大リーグとは・・・以下の5リーグのことを指します。
中山雄太の利き足は?
中山雄太選手の利き足は左足です。
左サイドバックをポジションとするには、有利な利き足(左足)というワケです。
サイドのタッチライン際でプレーする場合、左足の方が蹴りやすいですし、クロスボールを上げるにも左足の方がスムーズにキックできる。またクロスボールの質を考えても内に巻いたボールをゴール前にあげられるので、中にいる選手も合わせやすいという特徴になります。
もちろん、ポジションによって利き足とサイドの関係性が逆パターンの場合もあります。
例えば久保建英選手の利き足は左足で、ポジションは右サイドハーフですね。
この場合、右サイドから左足のドリブルでゴール中央に切り込んでシュートに持ち込めるので有利に働きます。
■利き足とポジションの関係性・・・
久保建英選手:左利き・右サイドハーフ➡左足のドリブルで中央へ切り込みそのままシュートできる
中山雄太選手:左利き、左サイドバック➡利き足の左足ででスムーズにクロスをあげられる
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は中山雄太選手のプレースタイルの特徴とポジションについて徹底解説してみました。
東京オリンピック本大会でどんどん安定感と評価を高めている中山雄太選手。
ユーティリティー性にあふれ、ポリバレントな選手だとあらためて感じましたね(^^)/
今後も中山雄太選手のプレーから目が離せません!
最後までご覧いただきありがとうございました。
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