今回はフットボール発祥の地イングランドサッカーリーグ。
通称「プレミアリーグ」について徹底解説していきます。
プレミアリーグはヨーロッパサッカーの主要5大リーグの一つで、その中でも最も優勝するのが難しいリーグと言われている。
熱狂的過ぎるサポーター(フーリガン)は世界的に有名で問題となっている。
しかし多くのサポートにとってフットボールは愛され、イングランドの国技とも言える。
※イングランドではサッカーのことをフットボールという。
※アメリカでフットボールというとアメリカンフットボールのことを意味する。
プレミアリーグの誕生やリーグシステムや加盟しているクラブ数、優勝クラブランキングなどをお届けしていきます。
それでは行ってみましょう。
プレミアリーグの歴史は・・・
国内リーグは1888年にスタートし、プレミアリーグ創設は1992年である。
1888年当時のヨーロッパサッカーは、スペイン、フランス、イタリアのほうが人気や収益があった。
一部の暴徒化した熱狂的サポーター(フーリガン)の問題もイングランドサッカーを悩ませる問題であった。
1990年のイタリアワールドカップでイングランドがベスト4進出。
その後イングランドのサッカーはその活気を取り戻し、盛り上がっていったのだった。
ワールドカップでは、イングランドの選手が活躍しデビッド・ベッカムやウェイン・ルーニーらは一躍世界のトッププレイヤーになっていった。
プレミアリーグのクラブについて
✅リーグ編成について
1部リーグのことをプレミアリーグ、2部リーグはEFLチャンピオンシップという。
1部リーグ界の3クラブは自動降格。
2部リーグから上位2クラブは自動昇格、3位~6位の4クラブでプレーオフを行い上位1クラブが昇格するシステムだ。
そのため毎年3クラブづつ入れ替わることになっている。
✅1部リーグクラブ数
20のクラブが所属し、毎シーズンホーム&アウエー方式の全38試合で優勝を争う。
✅2020~2021シーズンのプレミアリーグ(1部)所属クラブ
・エバートン
・アーセナル
・リバプール
・クリスタル・パレス
・トットナム・ホットスパー
・ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズ
・ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオン
・リーズ・ユナイテッド
・チェルシー
・ニューカッスル
・アストン・ビラ
・マンチェスターシティ
・マンチェスターユナイテッド
・バーンリーFC
・シェフィールド・ユナイテッド
・ウェストハム・ユナイテッド
・フラム
・サウザンプトン
・ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン
✅優勝回数ベスト3
2位 チェルシー 優勝回数5回
3位 マンチェスターシティ 優勝回数4回
ダントツ1位はマンチェスターU、13回の優勝はすさまじい。
プレミアリーグで優勝したことがあるクラブは、2020年現在わずか7クラブしかない。
上の3つのクラブに加え、アーセナルが3回、レスターシティ、リバプール、ブラックバーンが1回である。
プレミアリーグとCL、EL枠の数について
かつては欧州三大カップ戦と呼ばれる大きな大会があったが、現在は2つのビッグタイトルがこの2つ。
チャンピオンズリーグ(通称CL)とヨーロッパリーグ(通称EL)と言われる大会だ。
どちらもヨーロッパサッカー連盟(通称UEFA)の主催でチャンピオンズリーグは文字通りヨーロッパクラブのチャンピオンを決めるものだ。
CL、ELの出場枠はその国のUEFAランキングに準じて決められている。
イングランドの場合、リーグ戦の上位4チームがCL出場。
5位のチーム&国内カップ優勝チーム&国内リーグカップ優勝チームの3チームがEL出場になっている。
プレミアリーグの外国人枠について
日本人選手がイングランドで試合に出場する場合、外国人枠が適用される。
Jリーグに助っ人外国人選手として、ジーコやリネカー、リトバルスキー、ドゥンガらがやってきた感じだ・・・・・ということは、助っ人でやってきてるんだから活躍しないと「アウト!」ってことですね。
外国人枠も各国様々な対応をとっているが、プレミアリーグは原則外国人枠は無い代わりに、ホームグロウン制度がある。
これは過去3年間イングランドでプレーしている選手を7名以上は含めなければいけない制度だ。
また、外国人選手は就労ビザを取得しなければならない。
その条件は直近2年間の国際Aマッチの75%出場していることだ。
主要5大リーグの外国人枠については、各国で微妙に異なってるので調べてみると面白い。
※もっと詳しい【外国人枠】については誰でも分かる海外ヨーロッパサッカー【主要5大リーグ外国人枠編】で解説。
過去にプレミアリーグに所属していた日本人選手はいたのか?
ヨーロッパリーグの日本人選手というと香川真司が活躍したドイツ・ブンデスリーガや中田英寿や三浦知良のイタリア・セリエAをイメージしてしまうんじゃないだろうか?
なんとなく日本人選手がパッと思い浮かばないのがプレミアリーグだ。
調べてみるとやっぱり少なかったんだが、超大物選手がいました。
2015年ミラクルレスターで優勝した初めての日本人が岡崎慎司だ。
過去にプレミアリーグ所属の日本人選手は4名(1部)
・稲本潤一(フラム)
・香川真司(マンチェスターユナイテッド)
・岡崎慎司(レスターシティ)
・南野拓実(リバプール)
誰でも分かる海外サッカー解説【イングランド・プレミアリーグ編】まとめ
「プレミアリーグ」ってサッカー通は知ってるけど、それ以外の人はあまりなじみがない気がしていた。
しかし2020シーズンにはプレミアリーグにはたった1人、日本人選手がいる。リバプールの南野拓実だ。
リバプールは昨年のプレミアリーグを制したクラブで、もう半端なく強いチームだ。
監督はドルトムント時代の香川の恩師、名将クロップ。南野にとって大事な1年になるだろう。
ということで、今シーズンのプレミアは南野推しでいきましょう!
みんなで応援できたらうれしいですね。まずはレギュラーとして定着してほしいところです。
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